自己紹介-16年前のオープン秘話-

こんにちは

京都烏丸三条

ハーブ蒸しエステ&リンパケア専門

salon & school TIARA.ティアラ

オーナー安東ちひろです

サロンを始めたのは2009年のこと

京都市北区にある自宅サロンからスタートしました

世界遺産の仏閣に囲まれた閑静な住宅街で

最寄り駅からは徒歩20分は歩かないといけないし

バス停までも10分はかかるほど

とても好立地とは言えない環境でしたが

思い切って挑戦してみました

当時保育園に通う4歳と6歳の子育てと

エステサロンで正社員勤務の両立で

ただただ時間に追われる日々を過ごしていました

主人はかなりの激務を強いられる職場で休みは月に３日ほど

帰りは深夜過ぎ、出社は早朝だったため

子供が起きている時間とのすれ違いで

ほぼ母子家庭のような環境が続いていました

週末は私の実家に子供を預けてから出社

母はシングルだったので孫と過ごす時間も親孝行になるのではと

半分甘えもありお願いしていました

そんな中実家であるトラブルが発生しました

母は弟と二人で生活していたのですが

弟は重度の障害を抱えており完全介護状態

年齢を重ねて体力が落ちてきている母の体のことも心配だし

トラブルのこともあるので同居を検討することにしました

家族会議では話が思うように進まなかったのですが

半ば強引に押し切った形にはなりましたが

二世帯が生活するための新居に引越ししてきた半年後の起業となった訳です

もちろん、引越し時点では起業する願望はあっても兆しはなくて

私の収入も視野に入れて住宅ローンも組んだところだし

途中転園で二人の保育料は約10万円…

母と弟を引き取り、新居購入と引越しとですっからかん…

仕事を辞めるという選択肢は無いような状況でした

振り返ってみてもあの状況でよく起業したなと自分でも感心するし

今となれば33歳の私よ天晴れ！と乾杯です

そして、この延長線上に今の私がいます

ー20代前半に夢見た烏丸御池にサロンを構えてー

自分の願望がどんな形で叶うのか

本当に想像がつかなくて

良くも悪くも超えてきます笑

私はたまたま、幼い頃から色々ある複雑な家庭環境で育ったから

生きてるだけで丸儲け！って思えるからハングリー精神がハンパないのかもしれません

大変な状況で起業することを薦めているのではなくて

こんな人もいるよーって話です

人それぞれに夢のカタチや叶え方

得られる喜びもまた違います

私の起業ヒストリーはいかがでしたか？

これは起業に至った半年ほどの

ほんの一部分の話です

これから少しずつ書き残していきたいと想います。

京都烏丸三条

healing beauty salon TIARA.

安東ちひろ