経絡とハーブ蒸し
今日は中医学の学びから経絡について
経絡とは
生命活動を維持する基本物質の流れる道
気血の専用道路
経絡は五臓六腑を中心に網目のように全身を走り
体の上下・左右・内外を繋ぎ
内臓、骨格、筋肉、五官、皮膚、毛髪など
体の全てを一つに結ぶネットワークであり
気血を運んで全身にエネルギーを供給しています
中医学では
生命活動を正常に保ち続けるために
この気血というエネルギーが経絡を絶えず流れていることがとても重要と考えます
ハーブ蒸しによる経絡アプローチ
中医学で「弁証論治」という言葉があります
弁証=症状を判断すること
論治=治療法
証を診断するために望診、聞診、問診、切診(体に触れて診断すること)の四診法を用いて総合的に判断し
治療法として外治法と内治法があります
外治法=体の外側からアプローチすること(マッサージ・かっさ・お灸・鍼など)
内治法=漢方薬・薬膳
表面に出ている症状から目に見えない内側の不調を探り
弱っている、またはダメージを受けている部分の気血を補うため経絡を刺激していきます
当サロンは病院や治療院ではありませんが
美容目的の観点からもお肌や体のお悩みには
経絡の流れを整え、気血を補うことこそ根本ケアとして必要と考えています
ティアラではこの経絡をアプローチする方法としてハーブ蒸しを内治法とし
漢方(韓方)ハーブの有用成分をスチームにして粘膜・経皮から吸収し
呼吸法でも体内に栄養素をたっぷりと取り込んでいきます
中でも呼吸法を一番大切と考え
ケープの中でゆっくりと深く呼吸を繰り返すことで体の中心部であるコアが温まり
緊張が取れ、毛細血管の血流が上がり気血の流れを取り戻していくことができます
さらに、ハーブが放つ香り成分の効果で
脳がリラックスし腸内の活性にも繋がります
ハーブのブレンドも10種類ほど揃えていますので
お悩み別にさらにアプローチすることも可能です
↓画像で見ると怖い感じもしますが
私たちの体はこれ以上に繊細に作られています
だからこそ、身体からの小さなサインにも心を配り
愛情を持ってケアし守らなければいけないのですね。
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